War with Iraq

2003年3月20日
とうとう始まってしまった。

ここで今回のイラク問題に触れたことは無かった。

理由は、政治に素人でしかもイラク問題の背景を熟知していない自分が「戦争はいや」という理由だけでコメントするのはなんだか違う気がしたこと


そして、それでも自分のあるだけの知識と信頼のおけるメディアからの情報を駆使して考えてみて、今回の戦争が正しいかそうじゃないか自分なりの答えをだそうと思ったけどどうしてもでなかったこと。

私はあくまで戦争反対派です。

しかし今回の問題、では武力を使わずにどうやって解決するのか?と自分に問いかけてみたときにでてきた答えは「外交」「話し合い」「経済制裁」。

しかしこれらのことは今まで12年間もUNとアメリカがやってきたことではないか?

1988年のイラン・イラク戦争の終結後、UNが1991年にイランの主張を受け入れイラクの戦争責任を認める採決を可決。それから12年、イラクはその後のUNの査察を拒否し続けてきた。その間に軍事力を増強し、UNの基準をはるかに上回る化学兵器や生物兵器、核兵器を所有することに成功したイラク。

それを考えると数週間前にTony Blairが「We don’t wait forever」と言ったのも理解できる。過去12年間平和的解決を目指して交渉してきたが武装解除に応じないフセイン、いやこれから先も絶対応じることはないでしょう。そうなると武力行使もやむをえないのではないかと思えてしまう。

アナン国連総長が「もう少し待てばイラクは武装解除に応じただろう」って言ってたけど、そのもう少しもう少しで12年たった。

この問題を解決するのに待った「12年」という年月が長いのか短いのかはわからないけど、、、。

自分の中でとても葛藤がある。
戦争反対派をかかげておきながら、今回の戦争にはどこか納得せざる理由があるような気がして、100%この戦争は正しくない!と言えない自分もいて喘いでいる。

私たち、戦争反対!平和的解決を!というのであればその平和的解決策の具体案を挙げるべきではないのか?

またその案は今までUNとその主要国が平和的解決のために試みてきた方法であってはなんの意味もない。それじゃあまた待つだけになって12年が15年、15年が20年になるだけ。

なんの案も浮かばない自分。なのに戦争反対派の自分。もどかしい。

Bushは大嫌いだ。

しかも戦争開始直後の演説がこの戦争のリーダーでコマンダーであるBushのより、同盟国であるイギリスのTony Blairの演説の方が国民の理解を得られる内容だなんて。情けない。

相方と話して考えたこの戦争の終結策;

Bushに爆弾を巻きつけてイラク上空からフセインめがけて落とし二人で自爆してもらう。

この二人のおかげで世界が危険にさらされているのだからこの二人がいなくなればいいの。

どうよ、これ。

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