ちょっと切ない。
2002年12月10日仕事で今年の夏からペルーに滞在してた友人・K村君とチャットした。
現地12月10日発・ロス経由で日本に帰国するので「ロスで会えない?」って言われたけど、私がいるのはサンフランシスコ(の右隣市)、そりゃ無理。
K村君、私がロスにいると思ってたみたいです。まあ、それはいいのですが。
K村君には、私が結婚したこと伝えてなかったんだよね。
今年の春にアメリカ行きを告げた時も理由は言わなかった。K村君は私が仕事でアメリカに行くと解釈し、私はそれを否定もしなかった。
なのでK村君からのチャットのメッセージは、私が独身でなにかしら生活するために仕事している、という前提のものばかり。当然。 「アルアルはいつまでアメリカにいるの?」と聞かれたときには、タイプする指が止まった。
いつかは言わなきゃいけないこと。言わなくても、いつかは数人いる二人の共通の知り合いの誰かから伝わること。だから言ってみた、「あのさー、私結婚したんだよね、こっちで。」
K村君:「............。」(絶句)
ア:「グリーンカード目当てで。」
K村君:「............。」(まだ絶句)
ア:「うそ。」
K村君:「.....どっちが?」
ア:「?」
K村君:「結婚か、グリーンカードか。」
ア:「グリーンカード目当てがうそ。結婚はホント。」
K村君:「じゃあ、日本に帰らないんじゃん。」
ア:「......里帰り一時帰国以外はね。」
ア:「K村君がいつまでたってもプロポーズしてくれないからさー。しびれ切らしちゃったよ。」
K村君:「だって、そ、それは、、、。」
ア:「冗談。」
K村君:「とにかく、おめでとう。」
ア:「ありがとう。」
K村君:「あ、俺パッキングしなきゃいけないから。この辺で。じゃね。」
ア:「うん。じゃね。」
(チャット終わり)
K村君は少しはショックを受けてくれたのでしょうか。。。2年半前、K村君が婚約したと聞いたときに私がショックを受けたように(この婚約は残念ながら破談になってしまったのですが)。
K村君は私が惚れた数少ないオトコの一人。
知り合ったのは約8年前。彼はまだ私の地元の国立大学の院生で卒業間際、私は県の外郭団体の職員。彼は同じ大学に留学生ときていたブラジル人の彼女が帰国してしまい寂しさ増殖中、私は最初の結婚に失敗しやっと泥沼の離婚劇から抜け出したところ。
こんな二人が同じアウトドア系のサークルに加入したことで知り合ってからもう8年、、、9年近いかも。
でも私達、「男と女」の関係になると衝突ばかりでうまくいかなかった。
好きなのに一緒にいるとお互いをイライラさせてしまう関係に疲れはて、二人の関係から「恋愛」の部分を排除したのは5年ぐらい前かな。
「友情」だけが残った二人の関係は「友人」としてはどんどん深まった。もし「あなたの(旦那以外の)異性の親友は誰?」と聞かれたら、私は迷わず「K村君。」と答える。
そんなK村君が婚約した、と彼の友達づてに聞いたときは、かなり複雑な心境になったっけ。直接言ってくれなかったこともショック、そしてなによりも「なんで(K村君が婚約したのが)私じゃないんだろう」という思いで胸が切なくなった。
まだ恋愛感情が残ってたんだよね、どこかで。
(このときもう今の旦那とは知り合っていたけど。)
婚約の話が耳に入ってから数週間後にK村君と飲みにいった。そしてせい一杯明るく「T君から聞いたよー。婚約したんだって?いつよ?結婚式は。」と聞いたら、「ああ、それ、、、破談になったんだ」とK村君。
彼女が、出張の多い(しかも鉱山資源開発の仕事なので出張先は山岳地帯)K村君の生活についていけないと判断したとのこと。そんなのK村君と付き合い始めた時にわかってたことでしょうが、とこの見たことも会ったことも彼女に腹が立った。
そしてK村君がポロっと言った言葉。
「お前ならついてこれそうだよな。」
「おー、ついていくよ、なんぼでも。」と冗談っぽく返した言葉は半分本音。二人の間に恋愛は成り立たないとわかってても、どこかで「でもなんとかなるんじゃあ、、、」って諦めきれてなかったんだと思う。
でも、なんとかしよう、という努力は自然と今の旦那にむけられてた。そして結婚。今ならK村君が自分の婚約をなぜ直接私に報告しなかったのかわかる。
「なんとかなるんじゃあ、、、」とお互いに思っているのを断ちきる行為を自分からするのが怖かったから。ずるいけど。でも、いつかはしなきゃ。
K村君とはこれからも友達でいれるはず。でも今ちょっと切ないかな。
現地12月10日発・ロス経由で日本に帰国するので「ロスで会えない?」って言われたけど、私がいるのはサンフランシスコ(の右隣市)、そりゃ無理。
K村君、私がロスにいると思ってたみたいです。まあ、それはいいのですが。
K村君には、私が結婚したこと伝えてなかったんだよね。
今年の春にアメリカ行きを告げた時も理由は言わなかった。K村君は私が仕事でアメリカに行くと解釈し、私はそれを否定もしなかった。
なのでK村君からのチャットのメッセージは、私が独身でなにかしら生活するために仕事している、という前提のものばかり。当然。 「アルアルはいつまでアメリカにいるの?」と聞かれたときには、タイプする指が止まった。
いつかは言わなきゃいけないこと。言わなくても、いつかは数人いる二人の共通の知り合いの誰かから伝わること。だから言ってみた、「あのさー、私結婚したんだよね、こっちで。」
K村君:「............。」(絶句)
ア:「グリーンカード目当てで。」
K村君:「............。」(まだ絶句)
ア:「うそ。」
K村君:「.....どっちが?」
ア:「?」
K村君:「結婚か、グリーンカードか。」
ア:「グリーンカード目当てがうそ。結婚はホント。」
K村君:「じゃあ、日本に帰らないんじゃん。」
ア:「......里帰り一時帰国以外はね。」
ア:「K村君がいつまでたってもプロポーズしてくれないからさー。しびれ切らしちゃったよ。」
K村君:「だって、そ、それは、、、。」
ア:「冗談。」
K村君:「とにかく、おめでとう。」
ア:「ありがとう。」
K村君:「あ、俺パッキングしなきゃいけないから。この辺で。じゃね。」
ア:「うん。じゃね。」
(チャット終わり)
K村君は少しはショックを受けてくれたのでしょうか。。。2年半前、K村君が婚約したと聞いたときに私がショックを受けたように(この婚約は残念ながら破談になってしまったのですが)。
K村君は私が惚れた数少ないオトコの一人。
知り合ったのは約8年前。彼はまだ私の地元の国立大学の院生で卒業間際、私は県の外郭団体の職員。彼は同じ大学に留学生ときていたブラジル人の彼女が帰国してしまい寂しさ増殖中、私は最初の結婚に失敗しやっと泥沼の離婚劇から抜け出したところ。
こんな二人が同じアウトドア系のサークルに加入したことで知り合ってからもう8年、、、9年近いかも。
でも私達、「男と女」の関係になると衝突ばかりでうまくいかなかった。
好きなのに一緒にいるとお互いをイライラさせてしまう関係に疲れはて、二人の関係から「恋愛」の部分を排除したのは5年ぐらい前かな。
「友情」だけが残った二人の関係は「友人」としてはどんどん深まった。もし「あなたの(旦那以外の)異性の親友は誰?」と聞かれたら、私は迷わず「K村君。」と答える。
そんなK村君が婚約した、と彼の友達づてに聞いたときは、かなり複雑な心境になったっけ。直接言ってくれなかったこともショック、そしてなによりも「なんで(K村君が婚約したのが)私じゃないんだろう」という思いで胸が切なくなった。
まだ恋愛感情が残ってたんだよね、どこかで。
(このときもう今の旦那とは知り合っていたけど。)
婚約の話が耳に入ってから数週間後にK村君と飲みにいった。そしてせい一杯明るく「T君から聞いたよー。婚約したんだって?いつよ?結婚式は。」と聞いたら、「ああ、それ、、、破談になったんだ」とK村君。
彼女が、出張の多い(しかも鉱山資源開発の仕事なので出張先は山岳地帯)K村君の生活についていけないと判断したとのこと。そんなのK村君と付き合い始めた時にわかってたことでしょうが、とこの見たことも会ったことも彼女に腹が立った。
そしてK村君がポロっと言った言葉。
「お前ならついてこれそうだよな。」
「おー、ついていくよ、なんぼでも。」と冗談っぽく返した言葉は半分本音。二人の間に恋愛は成り立たないとわかってても、どこかで「でもなんとかなるんじゃあ、、、」って諦めきれてなかったんだと思う。
でも、なんとかしよう、という努力は自然と今の旦那にむけられてた。そして結婚。今ならK村君が自分の婚約をなぜ直接私に報告しなかったのかわかる。
「なんとかなるんじゃあ、、、」とお互いに思っているのを断ちきる行為を自分からするのが怖かったから。ずるいけど。でも、いつかはしなきゃ。
K村君とはこれからも友達でいれるはず。でも今ちょっと切ないかな。
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